潰瘍性大腸炎の症状の悪化の原因は、主にストレスと言われています。
しかし一言にストレスと言ってもさまざまな要因があります。
今回は
- 潰瘍性大腸炎の症状の悪化する原因は?
- 潰瘍性大腸炎の症状の悪化する原因には何がある?
- あるきっかけで潰瘍性大腸炎の症状が悪化した体験談
について紹介します。
潰瘍性大腸炎の症状の悪化の原因は?
潰瘍性大腸炎は主にストレスが原因で悪化すると言われています。
潰瘍性大腸炎の原因はいまだ明らかになっていない点が多いですが、免疫の異常が関係していると言われています。
ストレスにより精神的・肉体的に負担がかかると、症状が悪化しやすくなります。
そのため潰瘍性大腸炎患者さんは、できるだけストレスを避けた生活を求められます。
しかし一言にストレスといっても、何に注意すればよいのでしょうか。
次に潰瘍性大腸炎の症状の悪化の原因の例について紹介します。
潰瘍性大腸炎の症状を悪化させる原因には何がある?
潰瘍性大腸炎の症状を悪化させる原因として
- 風邪やインフルエンザ
- 妊娠
- 過労
- 食あたり
- 季節の変わり目
などがあげられます。
特にきっかけもなく症状が悪化することがあるのが、この病気の難しいところです。
ですが悪化の原因やきっかけが分かっているところには対処ができます。
例えばインフルエンザです。
毎年秋から冬にかけて流行するので、インフルエンザには予防接種があります。
すべてのインフルエンザを予防できるわけではありませんが、予防接種をしておけばもしインフルエンザにかかっても症状が軽くて済むことが多いです。
そのため潰瘍性大腸炎患者さんは、インフルエンザの予防接種をすることをすすめられます。
私も毎年インフルエンザの予防接種を受けています。
事前に予防できるものはしっかりと対処しておくことで、症状の悪化の原因を避けることができます。
しかし、なかなか避けられない症状の悪化の原因やきっかけもあるのは確かです。
実際に避けられない原因で、潰瘍性大腸炎の症状が悪化した体験談を紹介したいと思います。
私が潰瘍性大腸炎の症状が悪化した体験談
私が潰瘍性大腸炎の症状が悪化したきっかけは夏バテでした。
初めての子供が生まれ、その子があまり寝ない子だったので寝不足の毎日が続いていました。
また慣れない育児でストレスも溜まっていました。
それまでに溜まった疲労やストレスに、夏バテがとどめを刺したような形で体調を崩しました。
妊娠初期と産後3か月は悪化しやすい
潰瘍性大腸炎患者さんが妊娠・出産した際は、妊娠初期3ヶ月と産後3ヶ月は症状が悪化しやすいということを知っていたので、その期間は特に注意していました。
その時期を乗り越えたので、気が緩んでしまったのかもしれません。
ストレスや疲労がたまると症状が悪化してしまうということは分かっていたのですが、環境の変化でどうしてもストレスや疲労を溜めてしまうことがあります。
今回は初めての育児という環境の変化で、避けられないストレスや疲労を溜めてしまい潰瘍性大腸炎の症状が悪化してしまいました。
食事や睡眠に気を付けよう
育児をしている以上、どうしてもストレスや疲れは溜まります。
ストレスや疲れが溜まっているとほんの些細なきっかけで、体調が悪化してしまうということを体験して、今まで以上に体調の変化に注意するようになりました。
体調の悪化の兆しを感じたら、はやめに受診してかかりつけ医と相談し、今飲んでいる薬を増量してもらったり、別の薬を追加してもらったり症状がそれ以上悪化しないように対処しています。
また体調の悪化の兆しを感じたら、いつも以上に睡眠や食事内容に気を付けるようにしています。
それは少しでもストレスや疲れが軽減されるようにするためです。
仕事や育児、受験など避けられないストレスや疲れがある以上、潰瘍性大腸炎の症状は悪化するリスクがあります。
そのため、体調の悪化の兆しを見逃さないことが大切だと思います。
潰瘍性大腸炎の症状悪化の原因について|まとめ
- 潰瘍性大腸炎の症状の悪化の原因はストレス。
- 潰瘍性大腸炎の症状の悪化の原因やきっかけは、インフルエンザ、食あたり、妊娠など。
- 避けられる悪化の原因やきっかけを予防することが大事
- 避けらない悪化の原因があるときは、体調の悪化の兆しに注意。
いろいろな体験談を読んで、他の潰瘍性大腸炎患者さんがどんな原因やきっかけで症状が悪化したのかを知ることで、自分が同じような状況になったときに気を付けることができます。
今回私の体験談がほかの潰瘍性大腸炎患者さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
あわせて読みたい:
コメント