潰瘍性大腸炎患者の妊娠って可能?妊娠前から産後まで気を付けることを経験者が語ります!

生活の知恵・豆知識

潰瘍性大腸炎患者さんには若い人も多く、妊娠を望む人も多いです。

潰瘍性大腸炎を抱えながら、妊娠・出産そして育児をしている人はたくさんいます。

私自身も結婚前に潰瘍性大腸炎という診断を受けたのですが、結婚後妊娠・出産を経験しました。

今潰瘍性大腸炎を抱えながら、妊娠を希望している方の参考になればと思い、

  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠は可能か
  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠はいつがいい?
  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠中の内服は?
  • 潰瘍性大腸炎患者の産後に気を付けることは?

について、私の体験談とともに紹介していきたいと思います。

 

潰瘍性大腸炎患者の妊娠は可能なのか?

潰瘍性大腸炎患者さんの妊娠はもちろん可能です。

私のかかりつけ医の先生によると、大腸全摘してストマ造設をしている方で妊娠・出産を経験した人もいるそうです。

 

パートナーと話し合いが大切

寛解期の潰瘍性大腸炎患者さんは、健康な人と変わらない生活ができます。

そのため潰瘍性大腸炎患者さんも妊娠・出産に関して特に制限はありません

しかし妊娠・出産は健康な人でも体にかなり負担がかかります。

潰瘍性大腸炎患者さんであれば、もっと体に負担がかかる可能性があります。

必ずパートナーと妊娠について話し合うとともに、かかりつけ医とよく相談して妊娠について検討してくださいね。

 

潰瘍性大腸炎患者の妊娠にいつがいい?気を付けることは?

 潰瘍性大腸炎患者さんの妊娠は寛解期がいいと言われています。

寛解期であれば妊娠や出産に悪影響はありません。

しかし、活動期の妊娠は、胎児の低体重、早産や流産などのリスクが高くなります。

また潰瘍性大腸炎の症状が悪化してしまうこともあります。

 

潰瘍性大腸炎患者の妊娠に適した時期

寛解期ができれば半年以上少なくとも3ヶ月以上維持できていれば、妊娠しても症状が悪化する危険性は少ないと言われています。

ちなみに私は妊娠希望時に潰瘍性大腸炎の症状は活動期だったため、かかりつけ医より寛解期を半年程度維持できたら、妊娠を考えてくださいと言われました。

しかし寛解して4ヶ月頃に妊娠が判明

かかりつけ医からは少し早かったと言われましたが、幸いなことに妊娠中、出産後も寛解期のままで、潰瘍性大腸炎の症状が悪化することはありませんでした。

潰瘍性大腸炎の症状や内服している薬によって、妊娠に適した時期が異なるので必ずかかりつけ医と相談してください

 

潰瘍性大腸炎患者の妊娠中の内服は?症状はどうなる?

現在潰瘍性大腸炎の治療薬の多くは薬剤の添付文書にも、妊娠中の内服は勧めないと書かれていることもあります。

残念ながら、妊娠中における潰瘍性大腸炎の治療薬の安全性の絶対的なデータがないのです。

 

内服薬は飲んでもいい?胎児への影響について

しかし国立成育医療研究センターによると、潰瘍性大腸炎の治療薬の多くは妊娠中に内服を継続しても、胎児に影響はないとされています。

薬を中断することで、潰瘍性大腸炎の症状が悪化するほうが、胎児への影響が大きいです。

私自身もメサラジンを妊娠中も、妊娠前と変わらない量で内服していました。

かかりつけ医からも内服を継続して、寛解期を維持することが大事だと言われました。

一般的に潰瘍性大腸炎の患者さんが妊娠した場合、寛解期であれば妊娠を理由に症状が悪化することは少ないと言われています。

しかしそれはきちんと健康管理していた場合です。

むやみに内服による胎児への影響を怖がるのではなく、かかりつけ医や産婦人科の主治医に相談しながらきちんと内服を続けましょう。

 

潰瘍性大腸炎患者の産後の経過は?気を付けたいことは?

潰瘍性大腸炎患者さんも母乳育児は可能です。

もちろん授乳中に内服を継続する場合、注意が必要な薬もあるため、かかりつけ医や産婦人科の主治医の指導のもと行ってください。

 

潰瘍性大腸炎患者が産後に注意すべきこと

ちなみに私は臨月まで寛解期のままだったので、かかりつけ医から出産したら一旦内服を止めて様子をみてみようと言われたので、内服を中断しました。

内服中断しても寛解期を維持でき、完全母乳で育てることができました。

出産後もかかりつけ医に、通院のたびに授乳を続けてよいかを相談していました。

産後に気を付けたいことは、やはり出産後の通院です。

出産後は赤ちゃん中心の生活になってしまい、自分のことがおろそかになってしまいます。

特に産後1~2か月は、慣れない育児や睡眠不足で心身ともに疲労困憊になってしまいます。

私も昼夜問わずの授乳と、なかなか寝てくれない赤ちゃんの寝かしつけによって慢性的な寝不足で、いつも眠気と戦っているような状態でした。

潰瘍性大腸炎の症状悪化の原因の一つである、疲れやストレスが溜まっているにもかかわらず、忙しさのあまり通院がおろそかになっていると、症状が悪化したときに寛解期に戻るまで時間がかかってしまいます。

最悪入院しなければならないほど、症状が悪化してしまうママさんもいるそうです。

赤ちゃんのお世話もしながら自分の体調管理をするのは本当に大変です。

必ずパートナーや家族に協力を求め、赤ちゃんと自分自身の健康を守りましょう。

 

潰瘍性大腸炎の妊娠について|まとめ

  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠は可能。
  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠は寛解期に。
  • 潰瘍性大腸炎患者の妊娠中の内服は継続することが多い。
  • 潰瘍性大腸炎患者の産後に気を付けることは自身の体調管理と定期通院。

 

潰瘍性大腸炎を抱えていても妊娠・出産をしている人は多くいます。

自分ひとりで妊娠・出産、そして育児はできません。健康な人も同じです。

必ずパートナーや家族、かかりつけ医などの周囲のサポートが必要です。

妊娠を考えている場合は一人で抱えこまず、まずは一番相談しやすい人から話してみてくださいね。

 

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