主に10代後半から20代前半の若年層に発症するケースが多いクローン病。
発症時は未だに入院が余儀なくされているようです。
学生であれば学校を辞める必要はないと思いますが、すでに社会人の場合はなかなかそう簡単にいきません。
入院がきっかけで会社を退社するケースが増えています。
▼目次
増え続けるクローン病人口割合
- 男性の場合は20代前半
- 女性の場合は10代後半
に発症率が高くなるのがクローン病です。
30歳を超えると急激に発症率は低下します。
ちなみに、私が発症したのも高校卒業直後の18歳の時でした。
13年で2倍!増え続けるクローン病患者
平成13年には21,061人だったクローン病患者が、平成26年には40,885人と約13年で2倍にまで急増しています。
人口割合で考えると
の割合だったのが、
という割合にまで増えています。
しかも、年々若者人口は減っているわけですから、いかに発症率が高くなってきているかわかると思います。
クローン病は稀な病気から、すでに身近で不明な病気に変わりつつあることがわかります。
入院・手術をキッカケに会社を退職するケースが多い
クローン病を発症した際は、通常は検査や栄養指導・経過観察のために1ヶ月程度は入院するケースが多いと思います。
すでに会社勤めの場合、入院や手術をキッカケに退社するケースが増えているようです。
特に発病時はそこまで、腹痛などの変化がないケースが多いですが、
クローン病の手術率は
発病後5年で33%
と約3人に1人が、発病後5年以内に手術を経験しています。
クローン病を甘く見ていると痛い目をみます。
あまりにもストレスが溜まるような職場であれば、無理をするのは禁物です。
発病後に専門学校を退学
ちなみに、この私は高校を卒業してから専門学校に通うことになっていました。
しかし、1週間通ったところでクローン病を発症し3ヶ月の入院を余儀なくされました。
当然留年は確定していたので、そのまま退学してしまいました。
あまりにも不条理なことが、自分に降りかかったと当時は思いましたが、今となってはあの時退学を思いとどまっていれば、人生はまた変わったものになってのでは?
という想いもあります。
発病当初は、医者から
『一生治らない』
とか言われて自暴自棄になることもありました。
しかし、みなさんはしっかりと落ち着いて将来のことを考えてください。
続けられる仕事や学業であれば、続けておいたほうが利口です。
もちろん、続けられないような業種であったり
【クローン病】の人が仕事探し前に読むもの|避けておきたい職種3選

- 仕事でもあまりにも無理してしまう
- 仕事で異常にストレスが溜まる
などという理由があるなら、
また悪化する恐れがあるので、これを気に転職するのであればそれはそれで有りです。
クローン病になったら仕事辞める?|まとめ
今回は、クローン病になったら仕事を辞める?
という内容で、私の事例もご紹介しつつお届けしました。
仮に会社を退職する場合になったとしても、それは自分の体をより大切にできるようになった
という良いことでもあります。
諦めずに、自分に合った仕事はどこかにある
という気持ちをもって挑みましょう。
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